2023年3月18日 第6回近畿地方研究会(3月6日更新)
日本ESD学会では、3月18日(土)に第6回近畿地方研究会を開催します。
奈良教育大学での開催(Zoomを用いたハイブリッド開催)です。
1.目的
2020年~2030年におけるESDの国際的な実施枠組みである「持続可能な開発のための教育:SDGs実現に向けて(ESD for 2030)」が、2019年11月の第40回ユネスコ総会で採択され12月の第74回国連総会で承認された。ESD for 2030は、ESDの強化とSDGsの17の全ての目標実現への貢献を通じて、より公正で持続可能な世界の構築を目指すものとされている。また、2017年の学習指導要領の改訂によって、全ての学校でESDの理念を基盤とした教育活動が展開されるはずである。しかし、実際には、ESDの取り組みが活性化されているとは言い難い状況である。また、ロシアによるウクライナ侵略、コロナウイルスによる感染拡大、核兵器の問題、上昇を続ける地球の温暖化など、人類社会の持続可能性にとって危機的な情況にある。これらの問題意識のもと、学会員相互の意見交流の場を設けることで、自分が取り組むべきことを考える機会としたい。
2.主催 日本ESD学会
後援 奈良教育大学
3.開催日時
2023年3月18日(土)13時30分~17時
4.会場 奈良教育大学ESD・SDGsセンター 多目的ホール
ハイブリッド形式(ZOOM)
5.日程
13時15分~13時30分 受付:多目的ホール、ZOOM
13時30分 開会行事 挨拶:加藤久雄氏(奈良教育大学)
13時40分~14時50分 話題提供 「2030アジェンダとESDについて思うこと」
講師:長友恒人氏(本学会初代会長・奈良教育大学)
コメンテーター:大西浩明氏(奈良教育大学)
14時50分~15時 休憩
15時~16時40分 トークセッション 「ESDの活性化のために」
ファシリテーター:河本大地氏(奈良教育大学)
指定発言者
①加藤久雄氏(奈良教育大学)
②井阪愛子氏(奈良県平群町立平群中学校)
③池端正一氏(大和ハウス工業株式会社)
④今田実氏(和歌山県橋本市教育長)
⑤谷垣徹氏(奈良県立青翔高等学校)
16時40分~16時55分 トークセッションの振り返りと閉会あいさつ
中澤静男氏(奈良教育大学)