2019年7月13日 日本ESD学会第3回近畿地方研究会のお知らせ(第3報)
日本ESD学会の第3回近畿地方研究会を、下記のとおり開催します。
1.目的
2015年に開始されたESDのためのグローバル・アクション・プログラム(GAP)の最終年を迎え、ポスト-グローバル・アクション・プログラム(post-GAP)枠組みに関して、国内外で議論されているところである。GAP最終年である2019年は、これまでのESDの実践と研究を総括し、一層深化・発展をしていくための重要な一年であるといえる。そこで本研究会は、近畿地方を中心に全国から教員・地域での実践家・研究者が互いの取組や研究に学び合い、ポストGAPに向けた新たな協働取組が生起する事を期待して開催する。
2.主催 日本ESD学会、日本ESD学会第3回近畿地方研究会実行委員会
3.共催 奈良教育大学
4.後援 ESD活動支援センター、ACCU、ASPUnivNet
5.開催日時 2019年(令和元年)7月13日(土) 13時00分~
6.会場 奈良教育大学(奈良市高畑町)
7.日程
12時30分~13時00分 受付
13時00分~13時10分 開会行事
13時10分~14時10分 基調講演 原 明子氏「こども食堂から学ぼうSDGs」
14時25分~16時40分 自由研究発表・口頭発表(5会場×4)
- 14時25分~14時55分
- 15時00分~15時30分
- 15時35分~16時05分
- 16時10分~16時40分
16時50分~17時20分 自由研究発表・ポスター発表コアタイム
17時30分~17時40分 閉会行事
18時00分~20時00分 懇親会(大学生協)
※自由研究発表の時間は20分、質疑10分とし、間の休憩時間は5分とする。
自由研究発表<口頭・ポスター>
<口頭発表 A~E分科会(14:25~16:40)>
◆A分科会:203教室
A-1) ESDカレンダーに関する研究 ― 学校ホームページでの公開状況を手がかりにして ―
後藤田 洋介(大阪成蹊大学)
A-2) モデリングを活用したESDのアプローチに関する一考察
― SDGsの達成に貢献しようとする態度を育成するために ―
島 俊彦 (奈良県大和郡山市立郡山西小学校)
A-3) 「ひとに出会う学び」による子どもの変容
吉田 寛(奈良教育大学附属中学校)
A-4) 東北地方4地域におけるESD・SDGsカリキュラムの開発
― 震災復興・世界遺産・世界農業遺産・エコパーク地域から ―
小金澤 孝昭(宮城教育大学)
◆B分科会:204教室
B-1) 道徳科の授業で「感動・畏敬の念」をESD授業として行う意義
柴田 八重子(愛知淑徳大学)
B-2) 教員志望の学生の防災意識
― ESD防災教育・西日本豪雨災害復興支援ボランティアの取り組みを通して ―
谷垣 徹(奈良教育大学(院))
B-3) 北朝鮮との民際交流(絵画展・学生交流)をESD でとらえ直す
米田 伸次(日本ユネスコ協会連盟)
B-4)「総合的な学習の時間」の内発的ESD実践への転換に向けて
― 「人に出会う」を通して子どもたちの気づき・自己の変容の語りを捉える ―
竹村 景生(奈良教育大学附属中学校)
◆C分科会:205教室
C-1) 地域人材を活用する意義 ― 地域と連携した平城小学校5年生の実践から ―
新宮 済(奈良県奈良市立平城小学校)
C-2) みんなで達成しよう!2030SDGs ― 河西小ESDスタートアップの取り組み ―
堀 道雄(滋賀県守山市立河西小学校)
C-3) 奈良県のこども食堂の実態 ― その特徴と運営者にとっての意義および課題 ―
河本 大地(奈良教育大学)*・松本 奈々(社会福祉法人以和貴会)
C-4) ダンボールコンポストから考えよう
圓山 裕史(奈良県奈良市立飛鳥小学校)
◆D分科会:208教室
D-1) 教育旅行の新たなニーズへの対応 ― 奈良でESD教育旅行を実施する意義の考察 ―
川井 徳子*・瀧口 仁志((公社)ソーシャル・サイエンス・ラボ)
D-2) 子どもの「考え」の変容について一考察 ― 「子ども安全の家」の学習から見えてくるもの ―
石田 通大(奈良県奈良市立左京小学校)
D-3) 「選択・判断」場面における児童の省察について
― 未来予測を取り入れた小学校社会科実践を事例に ―
河野 晋也(奈良教育大学附属小学校)
D-4) ESDにおける教員養成 ― キャリア教育のできる教員養成 ―
関 隆晴(大阪教育大学名誉教授)
◆E分科会:209教室
E-1) 「つなぐ」ことによる社会的見方・考え方の育成 ― 小学校3年生社会科地域学習の授業実践より ―
中澤 哲也(奈良県平群町立平群北小学校)
E-2) 校区にある世界遺産 ― 春日山原始林 ―
阿彌 茉央(奈良県奈良市立飛鳥小学校)
E-3) ESDの見方・考え方を働かせる小学校社会科授業
― 小学校3年生「昔からつづく祭り」の実践から ―
大西 浩明(奈良県奈良市立飛鳥小学校)
E-4) ESDと持続可能な開発目標SDGのグッドプラクティス
― パキスタンイスラマバードの女子学校のESDと名古屋学院大学蜂蜜プロジェクト ―
長田 こずえ(名古屋学院大学)
<ポスター発表 コアタイム (15:00~15:30)>
掲示は1日目13時~2日目の閉会行事の時間まで行われています。
コアタイム中は発表者がポスターの前で研究内容の説明等を行います。
◆F分科会:201教室
F-1) 成年者のESD認知度向上のアプローチについて ― 「英語パフォーマンス甲子園」からの考察 ―
今井 晴菜((公社)ソーシャル・サイエンス・ラボ)
F-2) 昔の道具と人びとのくらし ― まみいち今昔のくらし交流会をしよう ―
藏前 拓也(奈良県広陵町立真美ケ丘第一小学校)
F-3) 「SDGs×教育」を考える
柴尾 智子(ESD活動支援センター)
◆G分科会:206教室
G-1) 学校・行政・拠点が連携してESDを進める上での留意点とは何か?
田中 拓弥((一社)コミュニケーションデザイン機構)
G-2) 学習指導要領(平成29年告示)におけるESDの理念の検討
― 小学校社会第5学年の食料生産単元を事例に ―
中澤 静男(奈良教育大学)
G-3) 校区の魅力をよりわかりやすく伝えよう ― これが都跡人ぬ宝 ―
樋口 大介(奈良県奈良市立平城西小学校)
8.参加費 等
①資料代として全参加者から500円を徴収する。
②参加費について
学会員、奈良教育大学教員・学生:無料
学会員ではない方: 1,000円、学会員でない学生: 500円
懇親会参加費:4,000円
9.参加申し込み
参加申し込み/発表申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください(懇親会の申し込みを含む)。当日参加も可能ですが、準備の都合上、なるべく事前申し込みをお願いいたします。
・懇親会参加希望者は6月27日(木)までに、事前申し込みをしてください。
・参加費は事前振り込み(7月10日まで)もしくは当日のお支払いとなります。
振込先 ゆうちょ銀行 店名:四五八(読み ヨンゴハチ) 店番:458 預金種目:普通預金 口座番号:2581418 (ゆうちょ間での送金は下記) 記号:14540 番号:25814181 |
・領収書は会場受付でお渡しします。
・団体会員に所属する方は団体の連絡責任者を通じて申し込んでください。
・振込手数料はご負担ください。
10.発表申し込み
(1)申し込み方法(6月7日締め切り)
自由研究発表(口頭・ポスター)については、上記「9.参加申し込み」にあるフォームに、発表申し込みについての記載欄がありますので、そちらに口頭/ポスターの別と、タイトル(サブタイトル含む)をご記入ください。申し込み後の変更は一切受け付けられませんのでご了承ください。なお、自由研究発表(口頭発表)は先着20名とさせていただき、それ以降はポスターでの発表をお願いすることとなります。
発表申し込みの締め切りは、6月7日23:59までとさせていただきます。
(2)発表資格
発表代表者は、6月末日までに2019年度の会費を納入してください。
(3)発表要旨の提出(6月15日締め切り)
参加・発表申し込み後、口頭発表・ポスター発表ともに発表要旨テンプレートを用いて発表要旨を作成し、このWordファイルとそれをPDFファイルに変換したものとをあわせて、6月15日までにjsesd.kinki3@gmail.comまでお送りください。
件名: 近畿地方研究会原稿
ファイル名: ESD近畿-発表者氏名.doc
発表者(連名発表の場合は第1発表者および口頭発表者)は日本ESD学会会員または主催・共催団体に所属する者に限ります。同一の発表者による発表は、口頭発表・ポスター発表を通じて1人1題としますが、本人が口頭発表や説明を行わない連名発表との重複はかまいません。
(4)使用機材
口頭発表の各会場には、パソコン・プロジェクタが付設されていますので、ご利用いただけます。
11.企業広告について
学会趣旨にご賛同いただける企業・団体のブース展示、広告掲載を募集しております。
jsesd.kinki3@gmail.comまでお申し込みください。掲載広告のデータは、PDFで6月15日までにお送りください。
広告掲載料:半ページ5,000円
ブース展示料:30,000円 半ページ広告掲載料5,000円含む(パネル2つと長机2台、いす2脚)